サービス内容

製版からご依頼

デジタル化、機械化が進む時代こそ人間の技と感性が活きてきます。

職人とお客様の直接打ち合わせを。深まる信頼関係。

製版など現場のスタッフが営業に同行し、直接お客様からご要望を伺ったり技術的な説明などを行うことがあります。これはお客様の本当の気持ちを理解し、それを業務に活かそうというお客様志向の現れです。現場の人間が直接ご説明することによって理解も深まり、お客様にもご好評いただいています。

パソコン画面と実際の印刷で異なる色味。職人技で最適な判断を。

当社は印刷工程の大幅なデジタル化を推進していますが、重要な部分では職人の感性が活かされています。製版工程における画像処理では、パソコン画面上の色と印刷の色が異なるため、画面の色を見て印刷時の色の状態を判断する能力が求められ、これには経験が必要です。当社のスタッフは、画面上で印刷の仕上がりを予測しながら、実際の印刷に適したデジタル処理を行っています。

「プリモジェット・ファルバードアクア」で、早く、美しい色校正が可能に。

プリモジェット・ファルバードアクアの導入で、早く、正確に、安価な色校正を可能にしています。1bit TIFF出力により文字品質が高く、文字化けの心配がありません。また高度なカラーマッチング技術よる緻密な色合わせで、実際の印刷に近い形でお客様に校正していただくことができます。

フィルム不要のCTPをいち早く導入。全工程一貫したフルデジタル化を実現。

製版と刷版の現場では、CTP(Computer To Plate)によるフルデジタル化を実現しています。CTPはデジタルデータから直接刷版を出力する技術です。製版フィルムを使わないため、工程減による省力化が可能になり、フィルムの見当ズレや汚れの心配も解消。製版と刷版の垣根もなくなりました。当社では、こうしたデジタル化をさらに進め、営業、制作、製版、印刷まで、一貫した流れに沿った全工程フルデジタル化を実現しています。
2018年より弊社工場で使用する版をすべて現像レスプレート(無処理版)へ移行しました。
プリプレス部門においては完全ケミカルレスとなり労働環境・自然環境にも配慮しております。

印刷からご依頼

「大黒印刷に任せれば安心」と言われたい。現場スタッフの願いです。

インキの量を一発で調整。ハイパーシステムを導入。

ハイパーシステムとは、刷版からデータを取り込んで自動的にインキの量を調整するシステムです。従来は人間の勘でインキの山を作っていましたが、紙によっては量が微妙に異なるため熟練を要しました。このシステムによって、一度に正確にインキの量を調整し、最適な色調で印刷を立ち上げることが可能になりました。

モアレ、線切れを解消。 最新のアミ点技術を実用化。

今話題のスクリーン技術Fairdot(フェアドット)。Fairdotとは、従来のFMスクリーンとAMスクリーンの長所を活かしたスクリーンで、画像の濃淡によってアミ点を使い分け、絵柄のあらゆる部分で最適な表現が可能です。これにより、モアレや線切れなどが起こりにくく、見当ズレも防止。印刷の品質が飛躍的に向上します。

機械1台にオペレータが2人。 運転と仕上がりを厳しくチェックします。

印刷機には常にオペレータが付き、絶えず機械の運転状況と印刷状況を監視します。特に色調、色味などは、データによる管理に加えて、機械では見極められない微妙な違いを「人の眼」によって厳しくチェック。
また、運転を良好な状態に保つため、ときには機械を止めて点検・メンテナンスを実施します。常に万全の体制を整えることで、品質を安定させ、結果としてお客様に目には見えないメリットを還元できるからです。

印刷機械の開発にも一役。 メーカーからも頼りにされています。

印刷の現場では、すべてが自動化されているわけではなく、スタッフの創意工夫で効率化、省力化をはかっています。印刷機械メーカーにアドバイスしたり現場の声を新製品に採り入れてもらうこともしばしば。ときには印刷機械をメーカーと共同開発し、試作機のテスト運転を行うなど、印刷機械の性能向上に貢献しています。

お客様の手に渡る瞬間まで責任をもつ。受注から納品まで一貫システムで万全に。

配送管理も自社で行うため、配送中の状況がいつでもすぐに把握でき、迅速・確実な納品が可能です。印刷物の配送は、紙の扱いに精通したスタッフが行い、トラックも紙の輸送に適した車両を使用。輸送中の品質管理にも万全を期します。お客様のお手もとに確実に届くまで責任を持つ。自社一貫システムの大黒印刷だから言える言葉です。
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